【たびノート】蜷川実花×すみだ水族館 幻想的なクラゲ展示

定年後をどう生きる、四国巡礼の旅

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定年を迎えて、はや数年。仕事を離れてからどう生きるか、私にとって難しい命題です。

考えた末、今から少しずつ旅行をしてみようと考えました。その一つが四国巡礼の旅、つまりお遍路さんです。歩いて四国巡礼をしようというのです。

歩き遍路で生まれ変わる

昔から興味があったお遍路さん。ここは無理に時間を作ってやってみるしかありません。基本は歩き遍路とし、今は1週間程度を年2回程度、いわゆる区切り打ちとしました。

野宿といいたいですが、やはりこれは自信がないので、遍路宿に泊まりながら歩き、時間が限られているので、臨機応変に公共交通機関も使うことにしました。

回り方は一番札所から順に回る順打ちにします。めでたく結願したら、ぜひ高野山にもお参りしたいですね。遍路で生まれ変わるということを聞きます。本当でしょうか。

歩くとは生きることと覚えたり

とうとう実行の日が来ました。一番札所霊山寺で、遍路用品を買いそろえます。昔、お遍路の旅は命がけということで、服装は白装束なのだそうです。

まさか、現代で「白装束は大げさだよね」と思いながらも、上着だけ買い求めました。

5月というのに夏のような暑さの中を歩き、這う這うの体で宿にたどり着きました。宿泊客は私のほか、80歳くらいと思しきおじいさんが一人だけでした。話をしてびっくり、彼は、なんと4回目の歩き遍路だったのです。

自分は果たして80歳で歩き通せるだろうか。白装束が決して大げさではないと実感しました。

数日間の旅を終えて

まだ数日歩いただけの自分には、お遍路の旅が自分の人生にどんな意味を持つのか、何一つ分からないというのが正直なところですが、80歳の彼が4回も歩くに至った何かがあるのは、確かなのでしょう。もう少し続けてみようと思っています。