「シェアリングエコノミー」って知っていますか?
直訳すると、「シェアリング」は共有、「エコノミー」とは経済という意味です。共有型経済ともいいます。
物・サービス・場所などを、多くの人と共有・交換して利用する仕組みを指します。
たとえば、自動車を個人や会社で共有する「カーシェアリング」をはじめ、空き部屋を活用して、個人間で部屋を貸し借りをする「民泊」などが登場しています。
「カーシェアリング」や「民泊」は、度々メディアで取り上げられているのでご存知の方も多いでしょう。
このような「シェアリングエコノミー」はメリットとデメリットは何なのでしょうか?
シェアリングエコノミーのメリット
シェアリングエコノミーを活用する貸主は、保有する資産を活用して収入が得られます。保有資産の使用しない時間を他の人に売れるというのもメリットです。
また、借主は相場よりも安い価格で借りることができることが多いので、どちらにもメリットがあります。
社会全体で見ると、モノをエコに活用でき、稼働率も上がるということにつながっていきます。
シェアリングエコノミーのデメリット
個人間の取引だと、リスクが常につきまといます。信頼関係の問題や犯罪に巻き込まれるリスクなどが挙げられます。
あとは、個人間の取引が急増してしまうと、企業の売上高が急落してしまうことにつながるかもしれません。よく言われているのは、「民泊」の急増でホテル業の売り上げが厳しくなるということ。雇用にも影響が出る可能性もあります。