1970年から始まった24時間テレビ「愛は地球を救う」は、今年(2018年)で48年目となり無事に終了しました。
恒例になっているマラソンの今年のランナーは、「みやぞん」さんでした。個人的にも毎週応援しているタレントさんです。今回はトライアスロン形式になっていて、放送の6時間前からスタートしており、30時間を泳いで、走っての前例がないほどの大活躍ぶりでした。
さて本題に入りますが、番組の収益について大まかな数字を知っておくのも視聴者にとって面白いことだと思います。私と一緒に考えていきましょう。
24時間テレビの収益について
24時間テレビの収益はツイッター情報によると、CMスポンサー料として約22億円があると言われています。看板イベントだけあって、驚くほどの高額です。
次に経費として、番組制作費は約4.2億円とのことです。その製作費にはタレントさんのギャラやスタッフの人件費、番組のロケ費用など色々含んでいます。
先ほどの製作費と差引すると、18億円の利益が出る計算になります。かなりの収益があることがわかります。このことから、収益要素が強く感じられます。
名物企画の「チャリティ」に違和感
24時間テレビの収益を調べた結果に驚くばかりですが、これを知ると何だか個人的に違和感を感じたので、個人の感想も追加しておきます。
子どもたちが1年間貯めたお金を募金する姿はとても素晴らしく、美しい光景でありつつも、その募金を受け取る出演者(タレントさんなど)は高額なギャラをもらっていることに個人的に違和感を感じます。
日本のチャリティ番組では、出演者のギャラ(かなりの高額)があるのが通例ですが、調べてみると、欧米のチャリティ番組はタレントさん、ノーギャラが一般的とのことです。

日本では番組収益を重視することから、生まれるこの現象ですが、本当のチャリティという意味ではなんだかかけ離れている気がします。私だけかもしれませんが…。