年金手帳が見つからない…
年金手帳は日々使うものでもないので、どこかにしまったまま忘れてしまうことも多いものです。
どうしても見つからない場合は、「再発行(再交付)」してもらえます。今回は、再交付の手続きと必要なものについてです。
再交付先の確認
お近くの年金事務所や役所に申請し、後日郵送してもらうことになります。しかし、自分が加入している年金によって異なるので注意が必要です。
加入する年金 | 申請先 |
国民年金第1号被保険者又は任意加入被保険者の場合 | 住所地の市区町村役場 |
厚生年金保険又は船員保険の被保険者の場合 | 勤務する事業所を経由して又は直接、事業所の所在地を管轄する年金事務所 |
国民年金第3号被保険者の場合 | 配偶者の勤務する事業所の所在地を管轄する年金事務所 |
最後に加入の年金制度が国民年金であり、第1号被保険者又は任意加入被保険者であった場合 | 被保険者であった最後の住所地を管轄する年金事務所 |
最後に加入の年金制度が厚生年金保険又は船員保険であった場合 | 被保険者であった最後の事業所の所在地を管轄する年金事務所 |
最後に加入の年金制度が国民年金であり、第3号被保険者であった場合 | 被保険者であった最後の住所地を管轄する年金事務所 |
申請先は、以上のように細かく分かれております。該当する年金事務所の管轄がわからないという場合もあるでしょう。その時は事前に「ねんきんダイヤル(0570-05-1165)」で確認してみると良いです。
ちなみに全国の管轄は日本年金機構の「全国の相談・手続き窓口」のページで確認できます。
再交付の方法
年金手帳の再交付には、「年金手帳再交付申請書」が必要になります。再交付先に再交付申請書を郵送するだけです。この書類はネットからもダウンロードできます。(年金手帳再交付申請書のページ)
また、再交付先に出向くことで申請することも可能です。本人であれば、即日交付されますので、お急ぎの方はこちらを利用するのも良いでしょう。(要身分証明)
郵送での申請の注意点
年金手帳の再交付については、日本年金機構で管理している住所宛に郵送となります。事業所を通じて再交付の場合は、事業所に送付されます。