老後の暮らしは「家族と同居」の方が幸福度は高いと思いがちですが、ある調査によると「一人暮らし」の方が幸福度が高いという結果になっています。
そんなことから、家族と同居している人は「疑似一人暮らし」がおすすめです。
一人暮らしが幸福度が高い理由
- 好きな場所に住めること
- 自由気ままに生活できること
- 親類や友人と話ができること
- ストレスが少ない
以上のことが幸福度を引き上げる要因になっています。
一方、家族と同居の場合は、家族の面倒を見たり、家族と衝突することもあり、ストレスになるという意見が多く、幸福度は一人暮らしと比べてやや低下しています。
疑似一人暮らしとは?
ここでいう疑似一人暮らしとは、自分のことは自分でするという考えのもと、家族と同居することを指しています。
食事の準備はもちろんのこと、掃除や洗濯、買い物などお互いに自立していくことが重要です。基本的に自分のことは自分で行い、特定の時間は家族と過ごし、それ以外は何をするのも自由という考えです。
家族と衝突することもなく、家事などでストレスになることは少なくなります。また、自分の時間を多く持てるので、心身ともにリラックスして過ごすことができます。
疑似一人暮らしするにあたって
やはり収入はお互いに稼ぐ必要があるでしょう。年金だけでも良いですが、このような生活をしていくにあたり、足りないと考えられます。年金+αの収入を得ておき、貯蓄しておきたいものです。
夫が定年を迎えると、ずっと家にいる状態が続くこともあります。妻の家事などには定年はありません。そんなときにしっかり分担するということにつながりますし、自分の大切な時間の確保にもなります。